上野公園内には、数々の名所があることご存知ですか?普通に歩くだけでは発見しにくい木々の中に、ひっそりと隠れるように石碑やお墓があったりします。また、立派な銅像や神社も点在しています。
お天気の良い日に、古き良き日本を楽しみながらのんびりとお散歩はいかがですか?シニア世代の方々がゆったりと楽しめるコースを作成してみました。普段では気づかなかった歴史を感じたり、個々の由来を見つめたり、様々な発見がある散策コースです。
1、蛙の噴水
上野公園の不忍口からの入り口付近袴越広場にあるおへそが付いた蛙の噴水。夜にはイルミネーションが灯ります。
2、西郷隆盛銅像
明治維新の指導者の西郷隆盛。愛犬のツンは後から造られました。下から見上げるのを計算して設計されています。
3、彰義隊戦死者の墓
彰義隊は、旧幕府の征夷大将軍であった徳川慶喜の警護組織。上野戦争で新政府軍に敗れ解散した。台東区有形文化財。
6、下町風俗資料館
明治後半から大正にかけての下町の歴史や暮らしの様子を伝える資料館。東京・下町の街並みを再現しています。
5、清水観音堂
寛永8年(1631)に京都の清水寺に倣って建立されたお堂で、清水の舞台からは不忍池の蓮池が眺望できました。
4、天海僧正毛髪塚
天海僧正は江戸初期の天台宗の高僧。寛永20年に108歳で死去。日光に葬られ、この地には供養塔が建てられた。
7、不忍池
ハスの葉がぎっしりと水面を多い尽くす情景で有名。夏場は花が咲き乱れまるで神の楽園のようである。ボート有り!
8、寛永寺弁天堂(不忍池弁天堂)
寛永寺を創建した天海僧正が建立。創建当時のお堂は戦災で消失し、現在の堂は昭和33年(1958)に再建したもの。
9、大黒天堂
弁天堂本尊の脇士の大黒天。
もう一方は毘沙門天。
12、時の鐘
精養軒の脇にひっそりとある。江戸市民に時を知らせていた時の鐘。現在でも朝夕六時と正午の三回鐘が響いている。
11、花園稲荷神社
連なる鳥居を抜けた先には、本殿と子狐を抱えた母親狐の狛狐。奥には穴稲荷もあります。ちょっとミステリーかも。
10、五条天神社
五條天神社は薬祖神としての信仰を集めた神社。室町時代中期には上野山に鎮座しているおり区内でも有数の古社。
13、上野大仏
度々の地震や火災で破壊され、第二次世界大戦では金属供出令により胴体を国へ供出。面部のみが寛永寺に遺った。
14、パゴダ(仏塔)
大仏再建の願を込めて上野観光連盟が建立した仏塔。内部には、薬師如来・月光菩薩・日光菩薩が安置されている。
15、時忘れじの塔
落語家の故・林家三平師匠未亡人海老名香葉子さんが建立した、東京大空襲を忘れないための平和の母子像の記念碑。
18、上野駅 公園口
お疲れさまでした。
しのばずコースはいかがでしたか。
17、正岡子規句碑
「春風やまりを投げたき草の原」
野球好きの子規が、大学時代にベースボール大会を行っていた頃に詠んだ句。
16、擂鉢山古墳
擂鉢をかぶせたような形状からこの名が付けられた。 約1500年前の前方後円形式の古墳。今は丘の上は休憩所です。
上野駅 公園口
文化芸術コーススタートです。
いってらっしゃ〜〜い♪
1、トーテムポール
案内板にもなっていて、左手が動物園。下の方にはかわいいゾウさんがいます。その前の桜の木はなんと基準木です。
2、おばけ燈籠
佐久間大膳亮勝之が東照宮に寄進した石造の燈籠。高さ約6m、あまりの巨大さからおばけ燈籠と呼ばれている。
5、小松宮彰仁親王像
明治維新の功労者であり、会津征討の総督に任じられた、伏見宮邦家親王の第8王子「小松宮彰仁親王」の騎馬像。
4、上野東照宮
寛永4年(1627)藤堂高虎が造営。その後、徳川家光公が造替。当時の建築技術が結集した見応えのある荘厳な造り。
3、ぼたん苑
春のぼたん祭:4月中旬〜5月中旬
東照宮冬ぼたん:1月1日〜2月中旬
拝観料:大人600円
6、ボードワン博士像
上野の山を近代的な公園にすべきとの提言で上野公園は造られました。公園の産みの親ともいえるオランダの一等軍医。
7、レストラン ラ・ミューズ
東京都美術館のレストラン。
散策中の休憩にどうぞ♪
オムライス850円、ケーキセット700円
8、旧東京音楽学校奏楽堂
明治23年に創建、日本最古の木造の洋式音楽ホール(重要文化財)。コンサート有り。公開日:火・木・日曜日
11、旧因州池田屋敷表門
江戸末期のもの。屋根は入母屋造り、門の左右に向唐破風屋根の番所を備えており、大名屋敷としても最も格式が高い。
10、国際子ども図書館
明治39年に帝国図書館として創建。2000年 建築家安藤忠雄氏の参画を得て国立初の児童書専門図書館として再生。
9、黒田記念館
昭和初期の美術館建築。日本近代洋画代表格の黒田清輝の作品が見られます。
公開日:木・土 13時〜16時 入場無料
12、竹の台噴水(中央噴水池)
江戸時代根本中堂があったが戊辰戦争で焼失。跡地へ博物館が建設され、前庭としての修景で緑と噴水が計画された。
13、野口英世像
世界的に有名な細菌学の博士。珍しい全身立像です。台石にはラテン語で「人類の幸福のために」と刻まれている。
14、地獄の門(国立西洋美術館)
フランス人建築家ル・コルビュジエの設計による美術館の前庭にあるロダンの彫刻群。考える人、カレーの市民も。