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上野では、史跡や歴史的建造物をめぐりその背景から歴史を学ぶなど、テーマに合わせたコースで目的を持った学習ができます。


9 施設詳細

文化施設

上野恩賜公園

日本で最初に作られた公園、文化・芸術・歴史が集結。

上野恩賜公園
《 公園について 》

明治6年(1873)3月、明治政府の太政官布達により寛永寺跡地が公園に指定され、明治9年(1876)5月に日本で初めての公園として開園しました。

《 見どころ 》

公園内には、上野動物園、博物館・美術館などの文化施設や、公園内と周辺に史跡・歴史的建造物が数多くあり、明治維新の指導者とされる西郷隆盛銅像、幕末の戊辰戦争の一つである上野戦争で亡くなった彰義隊の墓、上野公園整備を進言したオランダ人医師のボードワン博士像、その他野口英世博士像や、アメリカ大統領経験者では初めて日本を訪れたグラント将軍の植樹碑など見どころがたくさんあります。

詳細は施設へご確認ください。

東京国立博物館(重要文化財…本館、表慶館)

国宝や重要文化財を含む日本や東洋の美術作品、考古遺物などを展示、春と秋には庭園も公開。

東京国立博物館
《 展示 》

国宝・重要文化財を含む11万件以上の美術工芸品を所蔵し、本館「日本ギャラリー」では、縄文時代から江戸時代まで時代を追って展示する「日本美術の流れ」と、彫刻、陶磁、刀剣など分野別の展示、平成館では、石器時代から近代までの考古遺物で日本の歴史をたどる考古展示と年3〜5回の特別展の開催を、その他にも、アジア、インド、エジプトなどの彫刻、工芸、考古遺物を展示する表慶館「アジアギャラリー」、300件余りの法隆寺献納宝物を収蔵・展示する法隆寺宝物館、黒田清輝の作品を展示する黒田記念館があります。

東京国立博物館
《 ミュージアムショップ 》

ミュージアムショップはとても広く所蔵品をモチーフにした図柄・デザインの、絵はがき、マグネット、ブックカバー、クリアファイル、手ぬぐいなど豊富な種類の文房具・小物・雑貨類などのグッズ、書画の複製品、約4500種類の美術・考古・歴史に関する書籍などが販売されています。グッズはホームページでも確認できます。

《 屋外 》

本館北側の庭園では、池を囲むように建つ由緒ある5棟の茶室、珍しい樹木・野草や四季折々の花が楽しめます。春と秋の庭園開放では、春にはソメイヨシノ・枝垂れ桜など10種類の桜、秋には銀杏・もみじの紅葉の中で散策が楽しめます。

《 料金 》

18歳未満または高校生以下の方は総合文化展(平常展)無料です。引率の先生も総合文化展(平常展)は無料となります(特別展は別途)。その他にも各種割引や免除があります。

※東洋館は改修の為休館中、平成24年(2012)にリニューアルオープン予定。
詳細は施設へご確認ください。

国立科学博物館(重要文化財…日本館)

自然科学・科学技術に関する数多くの展示物、体験型展示など。

国立科学博物館
★ 日本館(重要文化財)
《 展示 》

日本列島の成り立ちから、太古の日本の姿と人々の生活、日本の気候・自然・動植物・地質など自然科学に関する展示や、現代までの暦・天体観測など自然観測技術の展示などがあります。

《 映像設備 》

ドーム内側すべてがスクリーンの球型映像施設「シアター36○」の浮遊感スピード感は、思わず手すりにつかまるほどの迫力です。
シアターは直径12.8mで、これは実際の地球の100万分の1の大きさです。

国立科学博物館
《 屋外・ミュージアムショップ 》

屋外にはシロナガスクジラの実物大模型があり、ミュージアムショップでは、宇宙食、化石チョコレート、カプセル型フィギュアなど各種グッズの他、書籍や標本などが販売されています。
※ミュージアムショップのみの利用も可能です。

《 その他のみどころ 》

国の重要文化財に指定されているネオルネサンス様式の日本館建物、天井のドーム・ステンドグラス、地球の自転を実感できるフーコーの振り子、忠犬ハチ公のはく製、江戸時代のミイラ、隕石、フタバスズキリュウの化石など。

★ 地球館(平成16年(2004)築の新館です。)
《 展示 》

地球の多種多様な生き物たちの姿、恐竜の謎・誕生と絶滅、地球と宇宙、科学技術などが展示され、雑木林の自然を再現した3F「たんけん広場・発見の森」では化石の埋まった地層を調べ、動植物や土の中の様子を観察し、2F「たんけん広場・身近な科学」では人間電池の実験や、自分で椅子に座り持ち上げる仕組みで力と運動を学ぶ実験、光と感覚を体感するなど、体験型展示も充実しています。

国立科学博物館
《 映像施設 》

生命の進化を上映するオブジェ型シアターの「生命の花」、1階と3階には大型映像設備があります。

《 屋外・屋上 》

屋外にはラムダ・ロケット用ランチャ、屋上には休憩にも利用可能な約150種類のハーブが栽培されるハーブガーデンがあります。

《 その他のみどころ 》

上野動物園ジャイアントパンダのはく製、宇宙線などの粒子を観察する霜箱、元素実物の周期表、月・火星からの隕石、マンモスの全身骨格、恐竜の骨格化石、ダイオウイカ、マッコウクジラ全身骨格、萬年時計、ニホンオオカミはく製など。


《 見学コース 》

テーマに沿った見学ができる博物館おすすめコースもあります。こちらは国立科学博物館ホームページで確認できます。

《 料金 》

18歳未満または高校生以下の方は常設展無料です。その他にも各種割引や免除があります。

詳細は施設へご確認ください。

国立西洋美術館(重要文化財)

中世から20世紀までの西洋美術作品を展示、美術館建物は世界遺産登録申請中。

国立西洋美術館
《 展示 》

松方コレクション(川崎造船所=現川崎重工業の初代社長松方幸次郎が、私財を投じて収集した西洋の絵画、彫刻、工芸品)を核とした中世末期から20世紀初頭にかけてのゴシック美術・ルネサンス美術・バロック美術・ロココ美術・近代美術などの西洋絵画、モネの作品、ロダンを中心とするフランス近代彫刻などを展示しています。

国立西洋美術館
《 建物について 》

ル・コルビュジエの基本設計案により建築された本館は国の重要文化財に指定され、現在ユネスコ世界文化遺産登録を目指しています。
美術館の正面出入り口の前庭には、ロダンの「考える人」や「地獄の門」(ダンテの「神曲」に登場する門を表現)などの彫刻があります。

《 料金 》

18歳未満または高校生以下の方、65歳以上の方は常設展無料です。その他にも各種割引や免除があります。

詳細は施設へご確認ください。

国立国会図書館国際子ども図書館

児童書専門図書館、絵本・児童書・絵本ギャラリーなど。

国立国会図書館国際子ども図書館
《 館内・蔵書 》

「子どものへや」には子ども用の検索端末があり、天井がすべて照明になっていて、どこで読んでも本が影にならないよう工夫がされています。主に子ども向けの国内外の絵本・読み物・知識の本・雑誌などがあります。「世界を知る部屋」では、子どもたちが国際理解を深める目的の資料があり、世界各国の地理・歴史・自然・民族などを紹介しています。

《 絵本ギャラリー 》

18世紀から20世紀前半までの日本と欧米の名作絵本をパソコンでご覧いただけます。絵本ギャラリーには、「子どもの本 イメージの伝承」「江戸絵本とジャポニズム」「絵本は舞台」「ユーゲントシュティルと絵本画家たち」「コドモノクニ」「モダニズムの絵本 日常の中の芸術」「アメリカの絵本 黄金期への幕開け」「コドモノクニ」掲載作品検索」などがあります。インターネットでもご覧いただけます。

国立国会図書館国際子ども図書館
《 見学・ツアー 》

●児童・生徒向け(所要時間約1時間〜1時間30分)
<見学>「館内見学」(ビデオ観賞+館内案内)、「おはなし会」(おはなしや絵本の読み聞かせ)、「図書館・司書について」(子ども図書館についての質問、職業インタビュー)、その他「調べ学習」など希望に合わせて作るコース。
●一般向け(所要時間約45分〜1時間)
各団体の希望に合わせて行う「見学」と、手続きが簡単な「ガイドツアー」があります。

《 建物について 》

明治39年(1906)に帝国図書館として建てられ、昭和4年(1929)に増築された明治期ルネサンス様式の建物を再生・利用したもので、東京都の「歴史的建造物」にも指定されています。大階段、シャンデリア、「世界を知るへや」の寄木細工の床なども見どころです。

《 屋外 》

屋外には、晴天時に飲食物持ち込みで利用できるテラス席があります。

詳細は施設へご確認ください。

上野の動物園

上野動物園

日本でもっとも歴史のある動物園。2011年、ジャイアントパンダが3年ぶりに来園。

上野動物園
《 動物園について 》

明治15年(1882)に開園した日本でもっとも古い動物園。スマトラトラ、インドライオン、ニシローランドゴリラ、アジアゾウなど、希少動物を含む約500種類の動物が飼育されています。

《 動物と展示 》

新しくなったパンダ舎にやってきたオス・メス1組のジャイアントパンダをはじめ、動物のしぐさや動きを間近で見ることのできる「ゾウのすむ森」「ゴリラのすむ森」「サル山」「アイアイのすむ森」、夜行性動物たちの「夜の森」、動物たちと触れ合える「こども動物園」など、各ゾーンにたくさんの動物たちがすんでいます。アルパカやレッサーパンダ、カワウソなど、かわいい動物も人気です。

上野動物園
《 ガイドツアー 》

団体、グループ向け。動物解説員による動物観察プログラム「1種類じっくり観察」「クイズラリー」「特別プログラム」など、テーマに沿ったガイドツアーを実施。引率の方が実施できるクイズ用の教材貸出しなどもおこなっています。

《 料金 》

小学生以下と東京都内在住・在学の中学生の方は無料です。団体割引など、各種割引・免除があります。

詳細は施設へご確認ください。

歴史的建造物・史跡

寛永寺(重要文化財)

清水観音堂、旧本坊表門、徳川歴代将軍御霊廟(4代・5代それぞれの勅額門、水盤舎)は、国の重要文化財に指定。天台宗の僧天海により建立、かつては上野公園一帯とその周辺を占める広大な境内を持っていた。江戸上野の中心。

《 寛永寺について、建立当時の様子 》

寛永2年(1625)天台宗の天海僧正により、徳川幕府の安泰と民の平安を祈願するため、上野忍が岡に平安京と比叡山の関係にならって、江戸城の鬼門(東北)にあたる上野の台地に寛永寺が建立されました。これは、比叡山が京都御所の鬼門を守護、王城の鎮護を担うのにならい、江戸城の鬼門の守りを意味しました。最盛期には、上野公園を含む305,000屬龍内の他に、大名並みの12,000石の土地を持ち、境内には、清水観音堂、不忍池弁天堂、五重塔、開山堂、大仏殿などの伽藍が建ちならび、徳川将軍家の菩提寺も兼ねて歴代将軍の霊廟も造営されるなど、規模・格式ともに日本最大級の寺院でした。

《 幕末の動乱による焼失と再建 》

幕末の戊辰戦争により、現在の上野公園大噴水の辺りにあった根本中堂(本堂)など伽藍の大部分が焼失、全山が明治政府に没収されました。その後徐々に復興し、明治12年(1879)には、川越喜多院より本地堂を移築し山内本地堂の用材も加えて現在の場所に根本中堂が再建されました。旧本坊表門は現在の寛永寺輪王殿の地に移築され当時のまま残されています。

《 見どころ 》

徳川歴代将軍御霊廟には6名の将軍が埋葬され、「旧本坊表門」には戊辰戦争における戦いのひとつ、慶応4年(1868)の上野戦争での弾痕が多く残っています。焼失を免れた「清水観音堂」「旧寛永寺五重塔」、神仏分離令により独立した「東照宮」は、往時の姿を現在まで伝えています。

《 拝観料 》

無料。各お堂についても無料。

詳細は寛永寺サイトにてご確認ください。

清水観音堂(重要文化財)

京都・清水寺の「清水の舞台」を模した寛永寺のお堂。

清水観音堂

寛永8年(1631)、天海により建立。寛永寺境内に比叡山とその周辺の名所になぞらえて建立されたお堂の一つです。本尊も清水寺より千手観音像を迎え秘仏として祀られています。山内に現在する最古の建物です。

《 拝観料 》

無料。

詳細は施設へご確認ください。

不忍池弁天堂

上野公園不忍池の中之島にある寛永寺のお堂。

不忍池弁天堂

不忍池に浮かぶように建立されたお堂。不忍池を琵琶湖に見立て、琵琶湖に浮かぶ竹生島宝厳寺を模して、寛永年間に中之島を造営し、弁天堂が建立されました。
現在のお堂は昭和33年(1958)に再建されたものです。

《 拝観料 》

無料。

詳細は寛永寺サイトにてご確認ください。

旧寛永寺五重塔(重要文化財)

江戸四塔の内の一つ、現在は上野動物園敷地内にあり東京都が所有。

旧寛永寺五重塔
《 旧寛永寺五重塔について 》

寛永8年(1631)に初建、現在の塔は寛永16年(1639)に再建されたものです。寛永寺内にあった東照宮の一部として建てられましたが、神仏分離令により東照宮が独立すると五重塔は寛永寺に帰属しました。その後寛永寺寺領の一部を残して跡地は公園に制定され、現在五重塔は上野動物園敷地内にあり東京都が所有しています。東照宮境内からも見ることができます。

《 建築物について 》

高さは地上から先端の宝珠まで36m、第一層には釈迦(しゃか)・薬師(やくし)・阿弥陀(あみだ)・弥勒(みろく)の四方四仏(しほうしぶつ)が祀られています。本尊である当時の四方四仏像(寛永16年当時のもの)は現在、東京国立博物館で塔内に置かれていた形態で展示しています。江戸四塔「浅草寺」「寛永寺」「増上寺」「天王寺」の内の一つで、他はすべて焼失し現存するのはこの旧寛永寺五重塔のみです。浅草寺五重塔は昭和48年に再建されました。

詳細は寛永寺サイトにてご確認ください。

上野東照宮(重要文化財)

徳川家康を祀った神社。日光東照宮が有名。神仏分離令により寛永寺から独立。

上野東照宮
《 東照宮について 》

東照宮は徳川家康(東照大権現)を神様として祀る神社です。
日光東照宮、久能山東照宮が有名で、全国各地に数多くあり、上野の東照宮は寛永4年(1627)に寛永寺の一部として造営されました。慶安4年(1651)に三代将軍・徳川家光により大規模に造営替えされたものが現存する社殿です。明治元年(1868)に神仏分離令により寛永寺より独立し、その後戦争や震災などの災厄に一度も倒れることなく、江戸の面影をそのまま現在に残しています。


上野東照宮
《 建築物について 》

境内には、金箔をふんだんに使い「金色殿」とも呼ばれる社殿、日光と同じく「昇り龍・降り龍」が彫られている総金箔の唐門、紀伊・水戸・尾張の徳川御三家より寄進された唐門両側の8基を含めた48基の銅灯籠、関東大震災でも傾くことのなかった大石鳥居などの重要文化財や、日本三大石灯籠のうちの一つである高さが6.8mもある「お化け灯籠」、上野公園一8メートルの幹の太さがある樹齢600年の御神木大楠、などがあります。唐門の「昇り龍・降り龍」は日光の眠り猫と同じ作者によるもので、夜になると不忍池の水を飲みに行くという伝説があります。

上野東照宮
《 拝観料 》

無料。

※東照宮は修繕中で平成25年(2013)完了予定です。参拝はできますが一部見学できません。
詳細は施設へご確認ください。

上野大仏・パゴダ

上野公園大仏山にお顔のみが安置されている大仏。

上野大仏
《 造立、震災 》

寛永8年(1631)初建で、もとは高さが約6メートルある釈迦如来坐像でしたが、度々の地震や火災で破壊されその都度復興されました。関東大震災で頭部が落ち、第二次世界大戦では金属供出令により胴体を国へ供出しました。

《 現在の姿 》

現在では残されたお顔のみが大仏山に安置されています。「これ以上落ちない大仏様」として受験生の合格祈願にも人気があります。大仏殿があった場所にはパゴダ(仏塔)が建てられ、中には東照宮の本地堂の本尊であった薬師如来・月光菩薩・日光菩薩が安置されています。

パゴダ
《 拝観料 》

無料。

詳細は寛永寺サイトにてご確認ください。

旧因州池田屋敷表門(黒門)(重要文化財)

現在の丸の内3丁目にあった鳥取藩池田家江戸上屋敷の正門。

旧因州池田屋敷表門

創建の時期は明らかでありませんが、形式・手法から見て江戸末期のものと考えられ、明治時代に当時の東宮御所正門として移されたのち、高松宮邸に引き継がれ、さらに昭和29年(1954)に現在の場所へ移築されました。東京国立博物館の屋外展示で博物館前の道路に面しており、道路側から見学することができます。

詳細は東京国立博物館サイトにてご確認ください。

西郷隆盛像

明治維新の指導者、西郷隆盛の銅像。

西郷隆盛像

高村光雲作で明治維新の指導者とされる西郷隆盛の銅像。
愛犬のツンは後藤貞行作で後から作られました。身長は370.1cm、胸囲256.7cm、足は55.1cmあり、下から見上げることを計算し頭部が大きく設計されています。西郷の死後より21年後、明治31年(1898)に上野公園に設置されました。

旧岩崎邸(重要文化財)

三菱創設者の岩崎家が本邸として使用した邸宅。

旧岩崎邸

明治29年(1896)建築。三菱創設者の岩崎家の本邸として、鹿鳴館などの設計で知られる英国人ジョサイア・コンドルの設計により建てられた洋館、撞球室(ビリヤード室)、和館、庭園からなる和洋併置式の邸宅です。洋館はイギリス−ルネサンス様式を基調とし、支柱のない構造の大階段、1階東側婦人客室天井の日本刺繍、2階男性客室2室に貼られた金唐革紙など非常に美しく繊細な装飾が施されています。洋館から繋がる書院造りの和館も随所に意匠が凝らされ、釘隠しや欄間、書院障子の組子などに岩崎家の家紋「重ね三階菱」にちなんだ菱形をモチーフに取り入れるなど細部にまでこだわりを感じさせます。

旧岩崎邸
《 料金 》

小学生以下と東京都内在住・在学の中学生の方は無料です。団体割引など、各種割引・免除があります。

詳細は施設へご確認ください。


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